2008/05/28
【発祥編】/【歴史編】/【乾鮑編】/【干海鼠編】/【キャビア編】
鮑(abalone) ●鮑はミミガイ科の巻き貝でございます。 ●鮑は、三陸いわての生産量が全国第1位 を誇っており、古くから地元漁業に馴染みの ある品目でございます。 ●三陸いわての鮑は、「エゾアワビ」と呼ばれ る種類であり、昆布や若芽を食べ、沿岸全域 に分布しております。 ●本県では漁獲される9cm以上の鮑に成長 するまでおよそ5年もかかるため、禁漁期間 や漁獲サイズ制限や増殖を図っております。 ●日本では、縄文・弥生時代において貝塚 から出土されていることからも古くから食用 にされていたと聞いております。 ●一方、中国に対しては、鮑は干して「乾鮑」 として輸出しておりました。 乾鮑は、鮮やかな黄金色を呈し、今でも高級 食材として知られております。 ●今回は、ここ三陸産の鮑を使用し作られた 逸品『乾鮑』をお届けいたします。 |